僕とお兄ちゃん―“オセロ”っていうんだけど、何でオセロっていうのかは顔のキレイな模様を見ればすぐに判るよ!―は、箱に入れられて幼稚園のグラウンドに捨てられちゃった。多分、僕たちの事をいらないって思った飼主が、幼稚園なら僕たちの面倒をみて貰えるかもって思ったんじゃないかなぁ…。でも、そこの先生は僕たちにはあまり優しい人たちではなかった。子供たちは僕らを飼おうって言ってくれたけど、先生たちは「汚い野良猫だから…」って、保健所に電話しちゃった。運良く僕たちはアークに辿りついた。兄ちゃんは一足先に新しいお家が見つかったけど、ふわふわ綿ボコリと人にかまってもらうのが大好きな僕は、まだここにいるんだ。
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