不妊・去勢手術

犬や猫の不妊・去勢手術は生後2〜3ヶ月で行うのが理想的ですが、日本でそれほど小さいうちに手術を行える良い獣医さんを見つけるのは難しいでしょう。よって、生後5〜6ヶ月で行ってください。但し、出血多量の恐れがあるため、発情期は避けてください。(犬の場合、発情期が終わってから4〜5ヶ月あける必要があります。)

早期に不妊・去勢手術を行うことによって、多くのメリットがあります。

子宮・卵巣疾患、乳腺腫瘍の発生率が低くなり、精巣腫瘍、前立腺疾患などの予防になります。(メスの場合、最初の発情期前に不妊手術を行えば、乳腺腫瘍の発生率はほぼゼロパーセントと報告されています。)

不妊・去勢手術を行っていると相手を求めて歩き回らなくなるため、伝染病にかかる可能性や、交通事故で命を落とす可能性、迷子や盗まれる可能性が低くなります。

臭い付けのおしっこをしにくくなります(猫のスプレー行為は 70 %〜 90 %無くなります)。

不妊・去勢手術を行っていると、おとなしくなり、攻撃性がなくなる可能性があります。

若いうちに手術を行えば、手術も簡単で麻酔からの回復も早いです。

不妊・去勢手術を行った動物は、新陳代謝が低くなるため体重が増えやすくなります。フードの量を減らすか、ウォルサムローカロリーコントロール等の特別なフードを与えてください。詳細については獣医さんに相談してください。

術後の注意 >>

術後の快方のため、暖かく、居心地の良い場所に置いてあげましょう。

麻酔後に食欲が落ちることは余りありません。もし食欲が落ちたとしても、長引かないようであれば問題はありません。

傷口を舐めたり引っかいたりしないように注意してください。 T シャツやカラーを使ってカバーすると良いでしょう。

包帯は清潔・乾燥を保ちましょう。運動をさせる時はビニール等でカバーすると良いでしょう。

術後の経過によっては、運動を避けるために猫は家の中に入れておき、犬はリードにつないでおいてください。

薬を与える必要があると思いますので、獣医師の指示に従ってください。

最近では抜糸の必要のない糸を使用する場合もありますが、抜糸が必要な場合は通常術後7〜14日後に行います。
(獣医師の指示に従って下さい)