ボランティア・ガイドライン

アークの動物

アークの動物の中には、捨てられたり、見放されたり、虐待されたものも多く、殆どがつらい体験を味わってきています。私たちの目的は、彼らを身体的、精神的に回復させ、暖かい家庭を世話してあげることです。

犬に近づく方法

近づくときは、静かに、丸めた手を差し出し、においをかがせます。こちらから近寄るのではなく、犬をあなたのいる所に来させるのがポイントです。そばに寄ってきたら、首か胸のあたりをそっとさわってやります。立って、上から頭を乱暴にたたいたりしないでして下さい。後足や尻尾をさわられるのも嫌がる子が多いので、やめましょう。 最初に会うときは注意して近づいてください。

犬の散歩

散歩の前に首輪やハーネスが正しく装着されているか (ゆる過ぎたり、きつ過ぎることはないか)また、首輪にアークの電話番号を記した札がついているかどうかも確かめて下さい。悪天候(ひどい雨や雷雨など)の間は歩かずに天候が和らぐまで待ってください。特に老犬は濡れると冷えやすく虚弱なので、レインコートを着せてください。濡れたときは散歩後にタオルで拭いてあげてください。

健康チェック

便の硬さ (正常/軟便/下痢)や、血が混ざっていないか、また、色もよく観察しましょう。毎日チェックしていれば、少しの変化にも気付けるようになります。 歩き方や姿勢によって、体の状態がわかるので、歩行に異常がないか、動くのをいやがらないかをチェックしして下さい。体調が悪い場合や身体に痛みがある場合に、動くのをおっくうがることがあります。何か問題に気付いたら。スタッフに知らせてください。

猫について

猫は散歩はさせなくても犬同様に社会化訓練をして、人に慣れさせておく必要があります。寝場所を掃除しながらなるべく猫に話しかけ、体をさわってやります。時間があれば、毛の手入れや耳/爪の点検もして下さい。

安全対策

動物と人間、両方の安全に注意を払い怪我を防ぐことが重要です。 おやつをあげたり、おもちゃを使って遊びたい場合は、必ずスタッフに確認をとり、スタッフの指示に従ってください。

犬のけんか

犬同士のけんかを避けるために、散歩中に他の犬と出くわした場合、連れている犬の注意をあなたの方に向けさせて下さい。また、同じ犬舎の中にいても、おもちゃやエサをめぐってケンカを起こす場合があります。万が一、犬がケンカを始めたら、絶対に素手で引き分けようとしないで下さい。普段は大人しい犬でも、興奮して誤って噛んでしまう場合があります。ケンカを止めるには、周りのスタッフに知らせたり、バケツの水をかけたり、大声で命令したり、ほうきで引き離します。

逃走を防ぐ対策――動物が逃げたらどうするか

逃げる動物の後を追いかけないようにして下さい。万一、逃げたら直ちにスタッフへ連絡してください。

節約を心がけ、物を大切に

アークは活動資金のすべてが「動物を助けたい」と願う支援者の寄付によって支えられています。使った道具や備品は出しっぱなしにせず、必ず元の所に戻して下さい。例えば、もしハーネスを犬舎の中に置き忘れてしまった場合、犬が噛んでぼろぼろになり、使用不能になってしまうことでしょう。さらに、犬が首輪やハーネスを食べると、死に至る危険さえあります。

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