ご主人様とともに、8年間幸せに暮していたのに、そのご主人様が亡くなつて、私の運命は一変しました。坊ちやんが、私を家に閉じ込めたまま、何日も帰って来なくなったのです。
お腹がへってたまらないし、喉はカラカラ。私は助けを求めて必死に鳴きました。すると、近所の人達がドアの隙間からエサをくれるようになったのです。そうでなかったら、私は飢え死にしていた事でしよう。その人達が、「散歩に連れ出せるように、ドアの鍵を開けて下さい」と家主に頼んでくれたのですが、「犬が死んじやってもあなたたちには関係ないでしよう。ほっときなさい」と言ったそうです。女友達を連れて、久しぶりに帰ってきた坊ちっやんは私をぶって厄介者扱いしました。とうとう、近所の人が見かねてアークに保護して欲しいと訴えてくれたのです。おかげさまで、今はまた幸せに暮しています。
|