私は、長崎の「世にも恐ろしい所」からアークに引き取られた18匹のうちの1匹。
ご主人は典型的な「猫コレクター」で、私たちを次々と「救出」しては、同じケージに放り込むだけで、何もしない。狭苦しい、汚い所に押し込められるって、どんなにつらいことか、想像できるでしょう。
幸い、同情したボランティアの人たちが、食事の世話をしたり、身体を拭きに来てくれた。でも、ケージの中の生活は惨めなもの。ボランティアさんは、おばあさんに私たちを自由にしてほしいと頼み込んだ。ところが、彼女ときたら、よくあるでしょう――「いいよ」といったかと思うと、すぐさま、「だめだよ」と言ったりする始末。やっとのことで承諾を取りつけ、飛行機で大阪に移動してきたというわけ。
でも、おばあさんは、今ごろになって、無理に私たちを奪い取ったから告訴するなんて脅迫しているんです――親切なボランティアの人たちを。
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