・人と猫、お互いの安全のためにも、捕まえるときは捕獲器を使いましょう。
捕獲器はお貸しすることもできます。動物病院によっても貸りることが可能です。
・捕獲器を設置する際は、事前に病院などに手術の日程を確認しましょう。
・捕獲器を仕掛けた際は、捕まり次第すぐに対応出来るようにその場から近くにいましょう。
・猫が捕獲器に入ったら、捕獲器全体を布や毛布で包み込んであげてください。
捕獲器に入った瞬間はパニックになりますが、周りが見えなくなることで猫も落ち着くこ
とができます。
・避妊・去勢手術をすることで、野良猫の数を減らしていくことが可能になります。
・不妊手術をしたことが分かるように、手術のときに耳カットをお願いしましょう。
オス猫の場合は判断が可能ですが、メス猫は見た目での判断が難しくなります。
耳カットにより、何度も手術されることが避けられます。
・エサやりや健康観察などを継続して、
地域猫として見守ってあげましょう。
でも「かわいそうだから」と、ただエサを与え続けることは、逆にかわいそうな野良猫を増やすことになってしまいます。 猫は繁殖力が高く、1頭のメス猫で年2~3回、1回あたり3~5匹もの子猫を産みます。
さらに生後4~5ヶ月で生殖能力を持つため、そこで産まれた子猫からまたすぐに増えてしまうのです。
地域猫の取り組みは徐々に広がっています。
エサやりの時間や場所を決めてトイレの掃除をしたり‥ 飼い主はいないけど、地域住民やボランティア団体によって管理されることで、地域猫の安全が守られます。
すべての人が「猫好き」とは限りません。地域猫の理解を得るためにも、住民同士のコミュニケーションが大切です。