TNR(地域猫活動について)

TNRとは、エサやトイレの掃除、手術をすることによって繁殖を抑制するなど、

これ以上不幸な猫を増やさないようにという目的のために始められた活動で、

地域猫活動」とも言われます。

 

Trap:つかまえる

・人と猫、お互いの安全のためにも、捕まえるときは捕獲器を使いましょう。

 捕獲器はお貸しすることもできます。動物病院によっても貸りることが可能です。

・捕獲器を設置する際は、事前に病院などに手術の日程を確認しましょう。

・捕獲器を仕掛けた際は、捕まり次第すぐに対応出来るようにその場から近くにいましょう。

・猫が捕獲器に入ったら、捕獲器全体を布や毛布で包み込んであげてください。

 捕獲器に入った瞬間はパニックになりますが、周りが見えなくなることで猫も落ち着くこ 

 とができます。

 

Neuter:不妊手術を施す

・避妊・去勢手術をすることで、野良猫の数を減らしていくことが可能になります。

・不妊手術をしたことが分かるように、手術のときに耳カットをお願いしましょう。

 オス猫の場合は判断が可能ですが、メス猫は見た目での判断が難しくなります。

 耳カットにより、何度も手術されることが避けられます。

 

Return:元に戻す

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・エサやりや健康観察などを継続して、

地域猫として見守ってあげましょう。


      不妊手術はかわいそう?

      自由気ままに暮らしている野良猫を捕まえて不妊手術をするなんて、自然の摂理に反しているしかわいそうだという人もいます。

      でも「かわいそうだから」と、ただエサを与え続けることは、逆にかわいそうな野良猫を増やすことになってしまいます。 猫は繁殖力が高く、1頭のメス猫で年2~3回、1回あたり3~5匹もの子猫を産みます。

      さらに生後4~5ヶ月で生殖能力を持つため、そこで産まれた子猫からまたすぐに増えてしまうのです。

      日本で殺処分されている約8割が猫です。
      野良猫の数を減らさなければ、殺処分がなくなることはありません。TNRは殺処分数を減らすのに最も有効な手段と考えられています。
      さらには手術をすることにより猫の性質がおとなしくなり、発情期の鳴き声や闘争心が抑えられることにより、オス同士のケンカも減少します。
      市区町村によっては不妊手術に必要な費用として、助成金がでるところもあります。


      trntrn

      (公益財団法人どうぶつ基金)

          地域猫の取り組み

          地域猫の取り組みは徐々に広がっています。

          エサやりの時間や場所を決めてトイレの掃除をしたり‥ 飼い主はいないけど、地域住民やボランティア団体によって管理されることで、地域猫の安全が守られます。

          すべての人が「猫好き」とは限りません。地域猫の理解を得るためにも、住民同士のコミュニケーションが大切です。

           

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