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海外のアニマルレスキュー状況
海外レポート

海外シェルターの紹介


【イギリスから学んだこと】
西風直美 (アーク・ボランティア)

 最後に訪問したバタシー・ドッグズ・ホームの帰り道。私達が、予約したタクシーを待っていると、バタシーから1人の女性が犬と一緒に出てきた。その女性は、「今日やっと、この子の里親になる事が出来たの」と嬉しそう。そして、タクシーに手をあげた。私は内心ドキドキした。イギリスでは犬もタクシーに乗れると聞いていたけど、本当に大丈夫かな?と。だけどちゃんとタクシーは止まってくれて、女性と犬は一緒に乗り込んだ。良かった〜。次に私達のタクシーが来た。乗ると、運転手さんは「犬は一緒じゃないの?」と「いつもバタシーから乗るお客さんは犬を連れてるから」本当にイギリスでは、犬がタクシーに乗る事は日常的なんだなーと実感した。日本がこうなるためには、まず飼い主からも。犬がお行儀よく出来るように、責任をもったしつけや飼い方をもっと多くの飼い主が出来るようにならなければ・・・

 それと、イギリスにはペットショップがない。動物を飼いたい時には、ARKのようなシェルターか、ブリーダーからということになる。どのシェルターでも、犬や猫を貰いたいという人には、事前調査、事後調査、家族全員の面接やホームチェックなど徹底した審査をしていた。それだけに里親の側も、動物を飼うには大変な責任がかってくるのを自覚する事が出来るのだろう。ブリーダーにしたって、自分が誇りを持って育ててきた子たちを、中途半端な人には決して売らないそうだ。

 「動物を飼う資格のある人が飼える」イギリス。「動物を飼う資格が無くても買える」現在の日本。

 ペットショップ、個人のモラル、殺処分、法律。すべてにおいて、日本の現状をもう一度考えさせられたイギリスツアーだった。


    【海外レポート】

  • 英国保護団体を見学
  • イギリスのシェルターを訪ねて
  • 猫専門のシェルター
  • イギリスから学んだこと



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